あのテロがあったのは2日目。テレビのニュースで知ってびっくり!そして日本から何人もの友達が心配してメールをくれました。だけどパリはいつものパリ。夜になってホテルに帰ってテレビのニュースを見て、おっそろしーと思うくらいで。確かにデパートや駅にはポリスや警備員がいつもよりは多かったみたいですが。
パリは様々な人が共存しています。肌の色、宗教、職業、思想、それは世界の縮図のようなものです。そしてパリは、それらをすべて受け入れる街です。そこではすべての人が自由で幸せに暮らすために制限もあるのです。そんな中でパリに暮らすという誇りを各自が持って、自覚しているんだということを初めて知りました。そしてその連帯感もすごいものです。事件の後の日曜日、パリ市内は交通機関すべてが無料になり、多くの市民がデモに参加していました。みんなこの事件は他人事では済ませられないんだと。パリの歴史は深いところにあるんだと。
そんな中での今回の買い付けはゆるりとしかできませんでした。しかも恥ずかしながらクリニャンクールの蚤の市の帰り、大きな荷物を抱えてつい油断してしまい、携帯をすられてしまって、テンションダウン!長年行ってるのに初めての大失態。
でも辛いことばかりではありません。ちょうどパリはsoldの真っ只中。事件のせいか、思ったほど混雑していなく、有名ブランドも60%offになっていたりして。心惹かれるものはたくさんあったけれど、いけません、買い付けでしょ、って言い聞かせながら。
今回泊まったホテルはパレロワイヤルの近くで、とてもいい環境だったので、朝のカフェは選り取り見取り。パリの楽しみの一つは朝のカフェでクロワッサン、バケットを食べることなんです。どこで食べてもおいしい!普通の昔ながらのカフェでも、必ずクロワッサンとバケットはあるし、おいしい。それがパリ。


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