先日、パリをあきらめた代わりに東京へ仕入れに行ってきました。そこで私の憧れの人に会うことができました。堀井和子さんです。彼女の提案する暮らしに心踊り、すぐにまねをしたくなる私。サンクという雑貨屋さんで、ちょうど堀井さんのプロデュースした北欧の雑貨の展覧会の初日だったのです。実際の堀井さんは小柄で、きゃしゃな人。黒いシンプルなスーツに白いシャツ。化粧気はなく、とても地味な印象でした。でもひとたびモノについてしゃべり出したらそれはそれは熱心に語り、絶対に妥協しない強さを感じました。小さな店にたくさんの人でしたが、堀井さんの存在感がぴーんと張っていて、帰りの道で体が熱くなっている自分に気付きました。モノを愛する、モノにこだわることを再確認したひとときでした。ちなみに最近出版された「こんな風に食べるのが好き」は10人のこだわりの食べ方、くらし方が紹介されていて、(今回立ち寄ったサンクのオーナー保里さんも登場している)大好きな本です。堀井さんファンにおすすめ。
そんなわけで、今度禁酒会館から奉還町に引っ越すフェリシテクラスは憧れの堀井さんにすこし近付いて、北欧の色にしてみたいと思っています。みんなで楽しみましょう。
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