このところ、夜になるとごそごそ洋裁をしたり、刺繍をしたり、なにか作りたい衝動に駆られてしまう日々。そんな中で、始めて模様編みというものに挑戦してみたくなりました。私のモノつくり歴は長く、きちんとした技術は持っていないのに、できないことはないと勝手に思い込んでいて、実際誰にも迷惑かける訳ではないし、私がよければ、なんて開き直りです。編み物はテキトーにいろいろやってきましたが、編み物記号がめんどうで無視して編んでいました。でもどうしてもほしいショールを編み物の本で見つけて挑戦。最初は何度も投げ出したくなり、その度にバッハの楽譜を思い出しました。このふたつはとても似ていることに気がついたのです。右が主旋律だったり左が主旋律だったり、どちらになっても強さ、やさしさが均等でなければならない。どちらの手も同じように弾けるようになって、始めて曲になるわけで、そんなことを考えながら模様編みのパターンを身につけるのでした。それにしてもなかなか進みません。1日5cmだと、、、、。
梅雨だからって怠けちゃあいけませんよ。
先日、1年前にフェリシテにやってきたフランス人カップルがまたやって来ました。彼はカメラマン,彼女はマーケティングの仕事をジャカルタでしているとか。日本が大好きで何度も訪れている。日本のどこが?ど聞きたくなるけれど、フランスに行って,フランスのどこがいいの?なんて聞かれたことがないことに気づく。日本のよさを知らず、他の国を語れないよなあ。そして自分の国を知り、誇りに思い、堂々と「いいでしょ?」と言える人にならなきゃあね。彼らに、これから山口に行くんだけど、おすすめは?と聞かれ、うーーーん、やっぱり答えられない。だめだ!せめて倉敷のおすすめくらい勉強しとかなくちゃ。

これはRucie Rieルーシー・リー。大好きなポートレート。
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