フェリシテを訪れた人によく、パリのカフェみたいですね、と言われます。確かに私はパリが好きだし、海外イコールパリなのですが、実際パリに何度も行っているのにここぞというカフェに出会った事はほとんどありません。立派なのはサロン・ド・テと呼ばれる紅茶のお店。カフェはもっぱら気軽に立ち寄る生活に入り込んだ存在なのです。その分メニューは結構豊富で、朝は朝食メニュー(クロワッサンとコーヒーが私の定番)、夜になると食事も出来る店がほとんど。ひとりで行った場合、レストランには入りにくいのでカフェで簡単に夕食をすませる事がよくあります。そんなときのワンポイントアドバイス。店に入ったとき、店の人とちょっとしたコミュニケーションを交わしておくと、トイレに立つとき、支払いにまごついた時など結構協力的になってくれます。サイテーのフランス語、中学英語を駆使して。それが一人旅の楽しみでもある訳です。フェリシテはパリのカフェみたいなのではなく、パリの気分のカフェを目指している、ってことかな。
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