この季節になると、イコンが気になります。信仰にはほど遠い私ですが、一応高校大学はミッション系で、それなりに親しんではいましたが。でも、イコンはそれとは違います。私にとっては絵と同じ位置にあって、美術として好きなのです。その中でもロシアンイコンが特に好きで、今までにも随分フェリシテに並べました。みんなそれぞれの家で元気にしてるかなあ?そして今日、長い旅を経て2つのイコンが届きました。感動です。それというのも先方が送り出したのが10/12、今日は11/27ですから1ヶ月半の旅だった訳です。海外からの荷物としてはこんなにかかったのは珍しいです。10日程過ぎた頃、先方に問い合わせたら、追跡番号を教えてくれて、毎日チェックしていました。リトアニアから出発して、次はなぜかウルグアイ、ここらで1ヶ月程もたつき、やっと11/25神奈川に。そこからはさすがの日本郵便。大阪、倉敷とあっという間に届きました。待ちに待ったイコン。

やっと顔を見る事ができました。そして「きゃー!!」と声を上げてしまうくらい素晴らしいものでした。これを眺めながらお茶にします。
フェリシテの蚤の市 12.6(fri.)から23(mon.)*月火休み(23日は営業)

パリで出会ったモノ、クリスマスの飾り、
届いたばかりのicon、、、、、
*****12/10ごろから渡辺洋子さんの「小さな毛布」が並びます。
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11/5から14まで買い付けの旅に行ってきました。まず岡山空港から大韓航空で仁川、パリ。パリに2泊してフィンランド、ヘルシンキへ2泊。そしてまたパリに戻って4泊。今回は前から憧れていたフィンランドにわくわくでした。なぜそんなに、、?理由はいくつもあって、ひとつは大好きな映画監督アキカウリスマキを生んだ国、映画の舞台にもなっています。登場するのはいつも素朴な人々、懐かしい景色。そして好きなものはARABIAの食器。模様のセンスがたまりません。フェリシテにもありますが、nurumesniemiのポットも好きです。そしてもちろんムーミン。マグカップを密かに集めています。毎朝の気分でどれでコーヒーを飲もうかと考えるのが好き。もうひとつは村上春樹。「色彩を持たない、、」にもフィンランドの美しい自然の中に暮らす同級生に会いに行くシーンがあります。今回の旅はちょっと趣が違っていましたが。そんな訳でいろいろと理由があったのです。ヘルシンキの印象は寒い!そうです。北欧でした。夕方4時過ぎたら暗く、寒くなって、暖かい光の場所を求めてしまいます。町にはたくさんのカフェ、レストランがあり、人々が寒い冬をここに集まって暖をとり、話に花を咲かせるという生活の楽しみ方を見ました。どこもいっぱいの人なのです。私も何度も飛び込んで、ほーっとしました。おもしろいことに、ヘルシンキのコーヒーはほとんど日本と同じ普通のコーヒーで、パリのエスプレッソとは違っていました。素朴で優しい人々、寒くて美しい自然、そんなヘルシンキでした。

長い冬の手作り、どれもセンスがよく、ユーモアに溢れたもの。全部欲しかった!