ちょっと石を投げられそうですが、パリもラボールも涼しかった〜。というより、夜は寒くて、コートが欲しいくらいでした。パリに４日、ブルターニュのラボールと言う海辺の避暑地に６日、始めての長いバカンスでした。日本ではどんな仕事も、せいぜい10日くらいの休みしか取れないのですが、ヨーロッパでは夏だけでも１ヶ月のバカンスは当たり前。そんな環境で育った人々は、この長い休みの過ごし方を知っています。ファッションもパリとは全く違います。ラボールではラボールファッションという気の抜けたスタイルがあって、チープに、楽に、焼けた肌を引き立たせるおしゃれを楽しんでいます。このファッションの謎は毎日開かれるマルシェで解けました。たくさん並ぶテントに、エスパドリュー、白いパンツ、白いワンピース、、、、彼らのアイテムがそれはそれは安く並んでいるのです。バカンスにはお金をかけないんです。
それにしてもラボールの白い砂、青い海、日焼けした人々、こんな夏があったなんて！
飛行機の中で観る映画はいつも楽しみなのですが、なぜならまだ上映されていないのが観れるから。だけどどうにかしてほしいのが、へたな吹き替えです。私がいつも乗るのが大韓航空だからかもしれませんが、せっかくの映画を字幕でなく吹き替えにしているのです。だいなしです！絶対恋愛映画は観てはいけません。観るならせいぜいコメディくらいにしておいたほうがいいでしょう。残念。今回吹き替えでもまずまずだったのは、ザ･ベスト･エキゾチック･マリゴールド･ホテル The Best Exotic Marigold Hotel役者もすばらしく、人生を考えさせられてしまった。人ごとじゃないな、、。まるでインドを舞台にした老人版『男女7人夏物語』みたい、ってだれかが言ってました。リタイヤした人々の中でまだまだ恋が始まるところがおもしろかった。「本当の失敗は試みない事」「私たちが何より怖いのは、変わらない事」なかなかよい言葉がいっぱいでした。
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