私の大好きなものに、チャイナドール(チャイナヘッドドール)があります。フェリシテにも今までいくつものチャイナドールを並べました。この人形、一般に言うアンティークドールと違って、頭と手足が磁器、体はぬいぐるみの構造になっています。これは19世紀のもので、子供が持って遊ぶよりも、女の人が楽しんだのでは、と言われています。確かに磁器の頭、手足は子供には壊れやすくて向いてないと思えます。(でも、ひびがはいったり、割れたものもよくありますから、これで遊ぶことも会ったのでしょう)この人形、ドイツ、イギリスのものが多く、ひとつひとつの髪の色、スタイル、目や頬のいろも様々で、好みの人形を探す楽しみがあります。私は海外のオークションで初めてこれを知ってから、すっかりとりこになり、日々うっとり眺めて、好きな子を探しました。そしてそれに加え、ドレスがまた様々で、アンティークレースの手の混んだものから、台所仕事をするような粗末なドレス、と、そこにも探す楽しみがあるのです。そしてこの人形、オークションには頭だけ、手足だけと、部品も出品されていて、バラバラに買って、つなぎあわせることもできるのです。もちろんドレスだけというのもあって、サイズの合うものを探して着せることもできます。つまり、着せ替え人形ですね。いくつになっても着せ替え人形が好きな人にはぴったりのチャイナヘッドドール。大きさもいろいろで、自分好みの子を見つけた時の喜びは格別です。もっとたくさん並べたいのですが、私好みの子がそう簡単には見つからないのです。探すことが遊びのひとつかも。写真はめずらしいテディベアとセットになったもの。
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