只今時差と戦っています。いつもパリから帰って、次の日はなんともなく、その次の日から3、4日おかしくなります。寝過ぎたり、眠れなかったり。頭に膜がかかった状態です。いつも同じパターン。
今回は、ほかに用事があったため、買い付けの時間があまりとれなく、クリニャンクールに1日行っただけで、ヴァンヴーに行けなかったのが心残り。また近いうちに並べます。小物も少しあるので、ちょっとだけパリをお裾分け。
この時期はギャラリーラファイアットや、プランタンのデパートがクリスマスの飾り付けになり、パリはすっかりクリスマス模様。すてきなオーナメントがいろんなところに飾ってあります。帰ったらクリスマス!と帰ってきましたが、日本はまだ、、、。
12月に入ってですね。

クリスマスといえば、パリに行く前からtsutayaで借りていたのがアルノー・デプレシャンの「クリスマスストーリー」とてもややこしくて、悩まされる、それでいて人々の心情が丁寧に描かれていて、どこかほのかな幸せが、もう一度観たくなる、そんな好みの映画です。きっとフランス映画好きの人にはたまらないものでしょう。この映画に描かれているフランス人家族の配役がすばらしい。カトリーヌドヌーヴ、マチューアマルリック、アンナコンシニ、キアラマストロヤンニ、、、、。演技ではない日常がそこにある。今夜も時差で悩まされるならこの映画を観ようと思う。
スポンサーサイト
10月はいろいろとありました。ひとつひとつ「あーっ、終わった」とつぶやいて、また次に進む、こんなことを繰り返しています。もちろん、ほとんどはやりたくて計画したことなので、つらいことではありません。でも最近、私が計画したのではなく、倉敷市が計画した行事が増えています。観光地だからしょうがないのですが、あまり歓迎できないものも含まれていて、気持ちは複雑です。
11月は5.6日がジャズストリート。これは好きな行事。本町通のいろんなところで二日間、ジャズが聞けるのです。もちろんフェリシテも会場になります。2日間フリーパスで、1000円の札(倉敷帆布で作られたもの)を首にかけ、ジャズのはしごをするのもいいもんですよ。チケットはフェリシテにありますからどうぞ。
久しぶりにいい映画を観ました。「ヤコブへの手紙」1970年代のフィンランドの片田舎のお話。この映画に出てくるのはたった3人ヤコブ牧師、釈放された元囚人のレイラ、そして郵便配達。とてもシンプルで静かなお話なのに、見終わった後、心が満たされている。それは私たちが見落としがちなものを丁寧に表し、気づかせてくれるから。近頃心が穏やかでないと思っている人におすすめです。そしてヤコブの家、食器、そんなところもさすがフィンランド、いいのです。絶対泣きます。