このところ、フェリシテに入ってくる人々は決まって「暑い!」と言います。ずっと店の中にいると涼しいので外の暑さを忘れていますが、相当暑い毎日。夏到来。
「装苑」という月刊誌、今でも売られていますが、私は中学生の頃からこの本を愛読しています。その頃はあまりファッション誌もなく(なにしろ40年近く前のことです!)お小遣いをためては本屋さんで買って、隅から隅まで眺めていました。買って最初にページを開くときのしあわせ。あの頃の私の最高の時間でした。その頃のどきどきを思い出したくて、当時の「装苑」を探していたところ、見つけました!これです。1973年の「装苑」!それもとても状態がよい。
その頃の私を再現してみる。こんな服が着たい、こんな生活をしてみたい、憧れいっぱいの少女だった頃を。ちなみにこの頃、他にお金を貯めては買っていた本は「愛犬の友」[スクリーン」。今の私はこれらの本によって形成されたんだなあ、って改めて感慨に耽るのでした。そしてミーハー人生はこの頃から始まっていたんですね。
フェリシテの本箱にはそれからの私を刺激してくれた本、雑誌がぎゅうぎゅうです。ちょっと覗いてみてください。
スポンサーサイト
先日、インド人の方の作った本物のカレーをごちそうになりました。その感動は、文章には表しにくいのですが、おいしかった!彼女の名前はマーガレット。とってもチャーミングな75才。(全くそんなお年には見えませんが)フェリシテに毎週来てくださっているサンギータのお母さん。サンギータは、オーストラリア人のお父さんと、インド人のお母さんの娘で,玉島の中学で英語を教えている素敵な女性。彼女のご両親がしばらく倉敷に滞在されていて、かねてからカレー好きを吹聴していた私のために、お母さんのご自慢のカレーを食べさせてくれることになったのです。インドでは親戚が集まると、カレーのスパイスの調合の話題ばかりするというくらい、カレーは各家の特徴があるらしい。何がおいしいかというと、やはりスパイスのフレッシュさ。もちろん採りたてというわけではないけれど、その場で刻んだり、叩いたりして、スパイスの香りがとてもいい。そしてやさしい。onions,garlic,ginger,chilly,coriander,cumin,black pepper,anis seed,tumeric,ひとまずレシピを聞いたけれど、あのカレーは無理だなあ。でも、いつものカレーにこの中のいくつかを入れるだけで随分本格的になると思います。やってみましょう。それにしてもマーガレットの横で無心にスパイスを叩くご主人、それもカレーに必要なんだなあ。
どなたか教えてください***
先日観た映画「Il y a longtemps que je t'aime」ずっとあなたを愛してる はとても好きな映画でした。音楽もよかったし、登場人物がみんな愛すべき人たちで、いろんなことを考えさせられた映画で、かなりその後も引きずってしまった。その中に出てくる、ある美術館が印象的で、その美術館にある天使の彫刻をいつかぜひ観に行きたいと思ったのですが、どこの美術館かを見つけられませんでした.
どなたか知っていたら教えてください。