フランスと言えばコーヒーのイメージが強いけれど、サロン・ド・テもたくさんあります。そしてそこではおいしいケーキと紅茶を楽しめるのです。フランスの一般的なコーヒーはエスプレッソですから、あんまりケーキには向かないですよね。いつだったか、フェリシテでフランス語を教えていたフランス人の先生が帰国して、サンジェルマンのラデュレでバイトをしていると聞いて会いに行き、仕事が終わるまで横のサロンで紅茶とケーキをいただきながら待つことになりました。たくさんのケーキのメニューはとても理解できず、シトロンと読めたケーキを注文。そして負けないくらいたくさんの名前の紅茶。これはエイッと適当に。シトロンのケーキは超甘かったけれど、それとフルーツの香りの紅茶が絶妙に合い、頭がボーッとしてしまいました。コーヒー党の私、パリでもカフェばかりで、その時始めての紅茶体験。甘いケーキには紅茶だなあってしみじみ。
フェリシテの紅茶はフランスからの紅茶です。洋梨、りんご、フランボワーズのフルーティーな香りの「コレットの庭」、はちみつの香りにひまわりの花をブレンドした爽やかな「はちみつオレンジ」、しっかりしたいときはノスタルジックな香りの「アールグレイ ユンナン」、コクと甘みが調和した、アッサムをブレンドした「アイルランドブレンド」など。その日の気分、一緒に食べるケーキなど、飲み分けてみてはいかがですか?せめて家に2種類くらいは紅茶を用意しておくとお茶の時間が楽しみになりますよ。
フェリシテの紅茶は量り売りもしていますからお試しください。

ついに待ちに待った「シャネルとストラヴィンスキー」観てきました。あの難解な、春の祭典、じっくりと予習して行きました。確かに聞いているうちに体にしみ込んで来る。最初から入りやすい音楽はそれだけのことが多いけれど、入りにくい音楽は入ってしまったら自分のものになってしまう。そんな春の祭典がテーマ。シャネル役のアナ・ムグラリスの美しさは言うまでもないけれど、やっぱり大好きなマッツ・ミケルセンは存在感がドシーン。全体的に重くて苦しい映画だけれど、音楽と映像の美しさと相まって、、、、よかった、とは一言では言えないかな。もう一回観て考えよう。
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