フェリシテでは「北欧にときめいて」を開催中。ひとまず4/5までとしていますが、その後も展示していますからこの機会に北欧のモノをぜひ観ていただきたい。北欧のモノと言ってもその種類は多様で、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、それぞれの国のそれぞれの個性があります。 フィンランドは大胆なデザインのARABIA、大好きなヌルメスニエミのホーローのポット、スウェーデンはグスタフスベリの様々な作家による様々な柄の磁器のバリエーション、そしてデンマークはなんといっても磁器の女王ロイヤルコペンハーゲン。私たちが知っているロイヤルコペンといったら白い磁器に青い絵付けがすべてですが、実際にはこの窯もいろんな焼き物が存在するのです。私たちが目にする北欧の焼き物はほんの少しだという事を今回の旅で知りました。その中のとてもとても一部ではありますが、興味のある方は観に来てください。私もまだまだ勉強しなくては。
デンマークつながりで最近観た映画「アフターウェディング」にちょっとはまってしまいました。家族、子供たち、男と女、それぞれの人生、運命の絡み合いが皮肉でもあり必然的でもあり、ひとことでは表せない愛と悲しみがいっぱいの映画でした。そして出てくる人達がみんな愛すべき人達で、映画の中で私はみんながいとおしくて第三者としてでなくその中の一人として運命を共有してしまうほど入り込んでしまったのです。
うーん、あまりに抽象的ですが、興味のある方は観てください。映像も登場人物もとてもいいんです。観たら感想を教えてほしい。
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春の気配が感じられる今日この頃。冬の間お休みしていたガレージセールが下記の通り行われます。出品を希望される方は量に関係なく1日1000円出展料をいただきます。早めご連絡ください。
フェリシテガレージセール 3/28,29(土日)10:30~16:30
楽しみですね***
先週の土曜、パリ、デンマーク買い付けの旅から帰ってきました。時差も終わってやっと活動開始。21日から始まる「北欧にときめいて」の展覧会の準備を急ピッチで始めました。でも気がつくとDMがぎりぎりで、もしかしたら初日に間に合わないかも。申し訳ありませんが、DMが届かなくても21日からはデンマークがメインの買って来たものを並べますからいらしてくださいね。なぜこんなに急いでいるかと言うと、毎年倉敷本町周辺で行われる「春の暮らし器展」、(これはこのあたりのギャラリーや店が器を中心に並べる企画)に間に合わせたかったから。少し遅ればせながら参加いたしますのでお時間のある方、ゆっくりと回ってはいかがですか?
パリはとても暖かで、コートもいらない陽気。おかげでいつもは震えながら回る蚤の市も快適。たくさん持って行ったホッカイロも必要ありませんでした。今年は円高の影響でとてもスムーズに買い付けが進み、やるべき仕事を終え、去年からパリに行った弥生ちゃんの元気な顔も見れたし、フランス語の先生のファンも少し日本語がへたになっていたけど(これを言うと気にする)みんなでご飯を食べる時間も持てました。世界は近いよ。
そして初めての北欧デンマーク、コペンハーゲン。パリと色が違ってました。パリがグレイならコペンハーゲンはカラーパレット。駅に降り立ったとたん、すべてのものに色や形の主張を感じました。そしてなにより寒かった。最低気温はそれほどではないのに、最高気温がほとんど変わらない。顔や手の先がジンジンと冷え、30分も歩くとたすけてーとカフェに直行。また暖まって外へ、を繰り返す。北欧ですからしょうがないですね。
デンマークはアンティークの店の宝庫。歩いても歩いてもあるんです。2泊3日では足りなかった。また、この国はエコが特別なものではなく、生活に浸透していることに驚き。そしてそれが美にも繋がる。そんなデンマーク、もっと知りたいと思いつつスカンジナビア航空でまたパリに戻り、おまけの一日を過ごし、日本に帰ってきました。ちょっと長い9日の旅でした。
パリ*デンマークの記録をまとめました。「北欧にときめいて」3/21~に間に合わせて配布します。興味のある方はお申し出ください。(印刷代200円)