お盆の間はフェリシテはたくさんの方々で賑わっていました。この期間はほぼ観光客の方々で、手にるるぶやsavyといった旅行の本を持って(これで地元の人と県外の人の区別が大体つきます)ゆったりとした時間を過ごされます。最近は若い人向けのおしゃれな旅行雑誌がいろいろ出ていて、旅行でなくても新しい発見を求めて私も買ってみたりするので、案外近くの人だったのかも。夏休みも秒読み段階。子供が小さい頃はこの頃から残った宿題を監視付きでさせなきゃあならず、いらいらでした。近頃ではそれもなくなり、平和、のはずだったのですが、昨日の夜になって高2の息子の様子がおかしい。まさかとは思ったのですが、やっぱり。読書感想文が書けないというのです。これは小学校のときから彼の悩みの種。母にとっても。何も本を読んでいないのに(彼は全く本を読まない!)夏休み最後に読書感想文を書かなきゃならないというのですから。信じられない奴。私なんか夏休みは読書三昧。どの本について書くかが悩みだった。でもそれを言うと時代の違いだと言われるのがおち。
確かにそれしかすることなかったなあ。それにしてもあと三日。付き合いたくないなあ。その前に、高校生に読書感想文、必要なんでしょうか?
「スウェーディッシュ・ラブストーリー」ロイ・アンダーソン監督を観ました。
始まりからおかしくて、笑っていいのか悪いのか、大笑いじゃあなくてお腹の底でくっくっく。アニカとベールの若い二人の恋愛が主なテーマなのでしょけど、それよりも脇役の大人たちがとにかくおかしい。普通にしてるけどおかしい。すべてに脚本があって、みんなが演じてるのだろうか?と疑うくらい一人一人が自然で、まるでドキュメンタリーを観ているみたい。特にアニカの父親のベンが極めつけ。笑いのレッドカーペットよりよっぽどおもしろい。それはさておき、アニカとベールの恋は昔観た「小さな恋のメロディー」みたいででれっとしてしまう。13才と思うと中学生。それにしてはませてるかな。
近く上映されるこの監督の「愛おしき隣人」も観てみようかな。

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