後楽園の桜の開花宣言。といってもまだ何個か咲いただけみたいですが。
先日、「カフェセミナー」で講師をしてほしいと耳を疑うような要請があり、こんな私でいいのかしらと思いながら、ここらで自分の事を立ち止まって考えるいいチャンスかも、とプラス思考の私は無謀にも受けてしまいました。60人もの人が集まり、カフェをしたいと考えている人の多さにびっくり。ズブの素人にとって店を持つ事の楽しさ、苦しさ、発見、思えばすべてが始めて。予想なんて全くハズレ。守りたい事だけちゃんと持っていれば、なんて勝手にどんどんしゃべってなんだかすっきり。
セミナーの後も何人かの人がフェリシテを訪れてくださって、とてもうれしかった。
それにしてももうすぐフェリシテは8年目に入ります。よく続いたもんだ。
先日「潜水服は蝶の夢を見る」を観ました。
マチュー・アマルリックの演技もすばらしいけれど、登場する彼をとりまく女の人達がみんな素敵でした。言語療法士アンリエット、美しい妻、恋人。動く事の出来ないジャン=ドーの顔を覗き込む彼女たちの目や口の動き、風に揺れる薄いスカート、圧倒的に彼女らは女性でした。とってもシリアスな内容なのにちゃんとユーモアがあって、そして画面が美しい。
こんな映画が好きなんです。そういえばすこし前に観た諏訪敦彦監督の「不完全な二人」もやっぱりマリーを演じるヴァレリア・ブルーニ(カーラ・ブルー二のお姉さん)の動きにもうっとり。女性とはこうでなければ、とため息。やっぱり薄いジョーゼットのスカートでした。
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なんだか突然春がやってきました。
今年の冬は思った以上に寒くて、どうなることかと思ったら、突然の春!すごいプレゼントもらったみたいでうれしくなりました。
この歳になるまではどうしても春が好きになれませんでした。木の芽だちのイメージがいやだったのです。春生まれだというのに。それが去年あたりから春を待ちこがれるようになった自分にびっくり。理由はよくわかりませんが今はスキップしたくなるのです。人並みになれたかな。
「わたしだけのマグカップが見つかるかもしれない」3/18(tue.)~30(sat.)
マグカップって要するにオールマイティなカップの事。これひとつでコーヒーでも紅茶でもスープでもなーんでもいけるってカップ。ずぼらな私はこんな有能なカップが好き。だけどちゃんとしたお客様にはソーサー付きのお行儀のいいカップにしてくださいね。マグカップで出すのは仲良しのお友達だけにしましょう。それがメリハリってもんです。
そんな訳で今回は仲良しの荒井翔碧さんと身内の三宅玄祐にお願いして私の思うマグカップを作ってもらいました。そして大好きなARABIAのカップも少し。まだまだ集めたかったけれど、ひとまず第1弾。みなさんの意見も取り入れてライフワーク(大げさ?)にしていこうと思っています。感想聞かせてくださいね。
そしてこの期間倉敷では毎年行われている「暮らし器」展が美観地区周辺で開催されています。併せてお楽しみください。

*フェリシテガレージセール 3/15、16(土日)