この暑さは一体？

夏はあまり動き回らず、家とフェリシテを行ったり来たりと決めています。汗をかくのもきらいだし、低血圧気味でとにかく夏が苦手なもので。こんな私が１週間も発熱が続き、フェリシテ始まって以来１週間自宅静養となってしまったのです。原因は？病院に行っても悪いとこは見つからず、ただゆっくり休みなさいと言われるのみ。そうして１週間、だらだらとDVDを何本も観て、本もたくさん読んで、また何事もなかったかのように復活。一体なんだったのでしょう？休みなさいの啓示？
そんな中で一番良かった映画が「善き人のためのソナタ」久々胸に沁みる作品でした。舞台は壁が崩壊する直前の東ベルリン。1984年。あの頃壁の向こうではこんなにも思想を束縛する悲しいドラマがあったなんて。文学、音楽、政治、自由のない国である一人の冷酷なはずの国家保安官の目を通して、最後はこの上ない安らぎを与えてくれる。とても難しいテーマですが、観た人は必ず救われます。



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