誰にあっても「暑いねえ」と交わす今日この頃。店の中から本町通りを歩く人を見てもみんな暑さに喘いでいる。でも暦の上ではもうすぐこの暑さも下降していくはず。がんばりましょう。
こんな夏、やはり休みの日は映画館が最高。しかも背筋の凍るような映画がお勧め。スリラー映画ではないけれど、エクソシストくらい恐い映画「隠された記憶」がシネマクレール丸の内で上映されています。監督は「ピアニスト」のミヒャエル・ハネケ。ピアニストもマジメルの素敵さに反比例してストーリーは後味の悪い、だけどハマってしまうというつわもの。今回の「隠された記憶」はなんでもない日常がどんどん恐怖に変わっていく、心理的な恐怖映画。途中で2度隣の席の女性がきゃ!と叫んだ。見終わっても誰も動こうとしない。釈然としない、意味不明、わけがわからん、という文字が頭の中をぐるぐる回る。立ち上がれないのです。今までほとんどひとりで映画は観て来たけれど、帰る時、見知らぬ人に「わかりました?」と声をかけられたことは一度もなかった。そして一夜明けた今日もその恐怖と混乱は続いてるのです。ふーっ。もう一度ストーリーを最初から思い出して考えてみなければ、だれか、助けて!

フェリシテ8月の予定
8/18(fri.)~27(sun.) Michiko Ito エッチング展
with Yu Wakayama
やさしいソフトグランドによるエッチングです。
*8/28~30は夏休みをとらせていただきます。
お盆の間は平常通り営業します。
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パリでは日本人の女の子がモテるらしい。私の周りにも何組かフランス人の男の子と日本人の女の子のカップルがいる。結婚したカップルも何組か。そんな中でフランス人の奥さんと日本人の夫という組み合わせはとてもめずらしい。I氏はそんなめずらしいフランス人を妻に持つパリ在住の友人。その二人が倉敷に来るというのでフェリシテで小さなパーティーを開いた。I氏とはいつもパリで会っていたけれど、奥さんに会ったのは初めて。初対面の印象はきれいな人。小柄で引き締まった身体、ちょっと灼けた小麦色の肌、色のきれいなセンスのいいセーター、そして無造作な金髪。みんながため息をついた。彼女が私たちと違っている点、それは自信に溢れた視線。(性格上すぐへこへこする私とは正反対!)愛想笑いはしない。いつも見られる事に慣れている。褒められても遠慮なく受け入れる。(すぐに否定してしまう私) こんな風にぜんぜん私とは違う。私が平均的な日本人だとしたら、少なくても人との関係に置いては日本人とは随分違っている。それはなぜ?小さいときからそんな風に育つ土壌があったから?いつもパリで思うのは、すべての女の人が優遇されているってこと。小さな男の子でもドアを開けて待ってくれる。おばちゃんという言葉はなくてマダム。車を降りるときは必ず運転していた人が回って開けてくれる。そして開くまで席を立たない女の人たち。うーん、男が違うのか。でも日本人の女の人がモテるという事は、、、。
答えを出すにはまだまだデータが少なすぎる。幸子、教えて。*ゆきこはフランス人を夫に持つパリ在住の友人。