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アンティーク・エ・カフェ フェリシテのスタッフダイアリー。展覧会情報etc.

民藝で育った

倉敷は民藝の町。民芸館を中心に、今は亡き外村吉之介氏が初代館長として民藝を広めた。私の周りは母も含めて民藝協会の活動、勉強会に熱心な大人たちが多く、子供の頃からよくわからないまま肌に感じてきた。大人になって、家庭を持って、民藝からちょっと遠ざかっていた。というより意識的に反対の方向を向こうとしていた。重い民藝の器より白くて軽い磁器を選び、日本の土臭い物より洗練された洋のものを並べたいと思った。でもあるとき気づいた。もっと民藝は自由である事に。始まりは何であれ、その先は美。生活の中に生きていて、美しいと感じる事の出来る物であればそれが民藝なのかもしれないと。

鳥取の山本教行さんの器は白い食器の中によい存在感を放つ。確かに民藝の代表なのに、洗練された生活にもマッチする。それは長い間山本さんが問い続けた新しい民藝のあり方なのかもしれない。最近の雑誌の民藝の特集には必ず登場する山本さんの器たちをぜひ見ていただきたいと思います。
3/21(tue) ~4/2(sun)「山本教行さんの器~民藝にふれてみたい~」
pot.jpg



*ガレージセール3/18(sat)今回は一日のみ。
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