私ごとで申し訳ありませんが、行きつけのTSUTAYAが、近くに出来た激安ビデオショップに対抗して、このところずっと新作旧作100円を続けています。そんなわけで新しい映画をどんどん見る事が義務づけられてしまいました。困った事です。「愛を踊る女」(フランス)。久しぶりにこれぞフランス映画!といった映画に出会いました。私の中でのフランス映画の定義は、センスの良さ、ストーリーの展開の割に登場人物の心理描写の複雑さ、そしてなにより観終わった時のなんともすっきりしない疲労感。こんな要素が整ったらそれはりっぱなフランス映画なのです。「愛を、、」では映画の最初のシーンで一人のバレエダンサーの女性が、医師から病気を宣告される。死を見つめながらも踊り続けるバレエダンサーと、そんな彼女を見守る夫との愛と苦悩を描いたもの。そんな彼女を演じているのは、27歳でオペラ座のエトワールに上り詰めたラ・ピエトラ。ダンスも素晴らしい!2泊3日レンタル中2回も観てしまった。そんなもんでまたまた寝不足の雨の夜。
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