フェリシテを訪れた人によく、パリのカフェみたいですね、と言われます。確かに私はパリが好きだし、海外イコールパリなのですが、実際パリに何度も行っているのにここぞというカフェに出会った事はほとんどありません。立派なのはサロン・ド・テと呼ばれる紅茶のお店。カフェはもっぱら気軽に立ち寄る生活に入り込んだ存在なのです。その分メニューは結構豊富で、朝は朝食メニュー(クロワッサンとコーヒーが私の定番)、夜になると食事も出来る店がほとんど。ひとりで行った場合、レストランには入りにくいのでカフェで簡単に夕食をすませる事がよくあります。そんなときのワンポイントアドバイス。店に入ったとき、店の人とちょっとしたコミュニケーションを交わしておくと、トイレに立つとき、支払いにまごついた時など結構協力的になってくれます。サイテーのフランス語、中学英語を駆使して。それが一人旅の楽しみでもある訳です。フェリシテはパリのカフェみたいなのではなく、パリの気分のカフェを目指している、ってことかな。
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フェリシテの夏のメニューで一番人気はやっぱりスムージー!去年の夏、一番甘い時期に
撮れた白桃の皮を剥いて、急速に凍らせたものをベースに、凍らせたバナナ、アイスクリーム、ジュース、牛乳、そして氷をいれ、スムージー用のミキサーで一気にガーッと混ぜるのです。スムージーという言葉は一気に飲むという意味で、忙しい人が栄養をまとめてジュースにして飲む所から来ているそうですが、今では夏のゆるいシャーベット状のジュースをスムージーと呼んでいます。私たちスタッフもスムージーが大好きで、お客さんに出して少し残ったのをこっそり飲むあの幸せ。ふふふ。桃の産地岡山ならではの白桃スムージーをお楽しみくださいね。
私ごとで申し訳ありませんが、行きつけのTSUTAYAが、近くに出来た激安ビデオショップに対抗して、このところずっと新作旧作100円を続けています。そんなわけで新しい映画をどんどん見る事が義務づけられてしまいました。困った事です。「愛を踊る女」(フランス)。久しぶりにこれぞフランス映画!といった映画に出会いました。私の中でのフランス映画の定義は、センスの良さ、ストーリーの展開の割に登場人物の心理描写の複雑さ、そしてなにより観終わった時のなんともすっきりしない疲労感。こんな要素が整ったらそれはりっぱなフランス映画なのです。「愛を、、」では映画の最初のシーンで一人のバレエダンサーの女性が、医師から病気を宣告される。死を見つめながらも踊り続けるバレエダンサーと、そんな彼女を見守る夫との愛と苦悩を描いたもの。そんな彼女を演じているのは、27歳でオペラ座のエトワールに上り詰めたラ・ピエトラ。ダンスも素晴らしい!2泊3日レンタル中2回も観てしまった。そんなもんでまたまた寝不足の雨の夜。
あまりに突然梅雨はやってきました。カラッ梅雨だとタカをくくっていたらこれ見よがしに大雨大雨。おかげで訳あって,かの香月泰男の家から貰って来た家の小さな中庭の豆の木があやういところで元気を取り戻しました。セーフ。
4月のまりちゃんの器展から始まって、麻弥ちゃんの彫金展、泉ちゃんのスケッチ展、そしてガレージセール、とめずらしく欲張った春~でした。といってもまだまだ余力残っています。ここらでちょっと息抜きに大好きなお人形ごっこなんぞやりたい気分。ブライス、バービー、アンティークドール、etc 良い企画募集中!賞金はありませんが。